キハ120形気動車は、JR西日本に在籍する一般形気動車です。
JR西日本の地方交通線向け標準型気動車として、1991年に製造が開始されローカル線区の経営改善とサービスアップ等のために、地方交通線を中心に投入した車体長16m級の軽快気動車です。
新潟鐵工所の地方鉄道向け車両「NDCシリーズ」を元にして、本形式の200番台とほぼ同形式の松浦鉄道MR-100形やくま川鉄道KT-100形・KT-200形をはじめ、兄弟形式も多いです。
コスト削減のため、新製時にはトイレが設置されませんでした。苦情が絶えなかったことから2004年度より順次トイレ設置改造が行われ、2007年3月末までに全てに洋式トイレが設置されました。
なお、国鉄キハ40系気動車などの従来型気動車とは、総括制御を行うことができないため、従来車とは完全に分離された運用が組まれています。
JR西日本キハ120形気動車
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